
パッシブセーフティとは、万が一の際に被害を最小限に抑えること。それは私たち輸送に携わる者すべてに課せられた使命でもあります。
Condorは、衝突時に乗員周りの変形を抑えて生存空間を確保する高剛性キャブをベースに、各種安全装備を配置したSAFES CABIN※1を採用しました。高剛性キャブは、キャブ全体の剛性アップを図りながら、強度バランスの最適化や乗員周りの車体強度アップにより、衝突安全性を大幅に向上します。また衝撃を後方へ逃がし、ドアの変形も抑えながら衝撃を緩和するサイドドアビームも装備。加えて、前面衝突時にシートベルトを補助してドライバーへの衝撃を緩和するSRSエアバッグや、衝突前にシートベルトのゆるみを瞬時に巻き取ることで乗員上体の前方移動を抑え、シートベルトの効果を高めるプリテンショナー付シートベルトも装備しました。
ステアリングホイールや、ステアリングコラムには衝突時に変形してドライバーに及ぶダメージを軽減する衝撃吸収タイプを採用。衝突時の脚への衝撃をやわらげるニープロテクタも装備しました。また、キャブの前方下部にはFUPD※2を標準装備し、万一の衝突の際、乗用車がトラックの車両下に潜り込むことを防ぎ、相手の乗用車の被害を軽減。Condorは、さまざまな角度からパッシブセーフティを追求しました。
※1 SAFES CABIN=Safety And Friendly Evaluate System。
※2 FUPD:フロント アンダーラン プロテクション デバイス。
●SRSエアバック
●プリテンショナー付シートベルト
●ニープロテクタ
●サイドドアビーム
●FUPD
アクティブセーフティとは、事故を未然に予防すること。UDトラックスは、乗務員はもちろん、安全に荷物を届けるために、アクティブセーフティの向上にも最大限の努力をしています。
夜間視界を確保するヘッドランプは、太陽に近い光を発するディスチャージヘッドランプ(タイプG標準)を設定しました。低消費電力ながらハロゲンヘッドランプの約3倍の光量を持ち、長い照射距離で夜間走行時の安全性を高めるとともに、疲労軽減にも貢献します。
また、雨天や雪道などの滑りやすい路面で急ブレーキを踏んだ場合でも、コンピュータがブレーキ力を制御して、タイヤロックを起こりにくくするABS※3を装備することにより、緊急時に急ブレーキを踏みながら、ハンドル操作で障害物を回避することも可能になります。EHS(タイプG標準)※4は、フットブレーキによる停車時に、ブレーキペダルから足を離しても制動力を保持することができます。通常の発進操作で制動力を自動的に解除できますので、坂道発進時のパーキングブレーキ/ペダルの踏みかえ操作を不要にし、安全性を向上します。
Condorは、あらゆる状況を綿密に検証して、さまざまな可能性を前提にアクティブセーフティの充実を図っています。
※PK/PWのみ装備:長い下り坂などでフットブレーキを踏む頻度を減らしフェード現象を防ぐ効果もあるリターダや、フルエア式ブレーキシステムを採用。
※3 ABS:アンチロック ブレーキ システム。
※4 EHS:イージー ヒル スタート。
※リターダーはPK/PWのみ採用。